糸を選ぶとき、太さと同じくらい重要なのが素材です。ウールとコットンは同じ太さでも、弾力、重さ、保温性、洗濯方法がまったく違います。
なぜ大切なの?
素材選びを間違えると、編み図どおりでも着心地が変わってしまいます。夏物に保温性の高いウールを使ったり、形の保持が大事な帽子に弾力の低いコットンを使ったりすると、望んだ結果になりにくいです。
実践のポイント
ウールは弾力があり、ウェアと帽子に向いています。メリノは肌に触れる作品に最適です。アルパカはやわらかく暖かい反面、伸びやすいので混紡が安定します。コットンとリネンは夏小物とバッグに、アクリルは洗濯が楽なのでギフト用に実用的です。
初心者が見落としがちなこと
高級素材が常に正解とは限りません。頻繁に洗うベビー・キッズ用品は扱いやすい混紡やアクリルのほうが向いていて、伸びが心配な大きめのウェアはアルパカ単独よりウール混紡が安全です。
作業前チェックリスト
- 着用する季節を確認
- 肌に触れるかを確認
- 洗濯の頻度を確認
- 弾力が必要かを確認
- 糸ラベルの混率を確認
よくある質問
敏感肌にはどんな糸がいい?
メリノ、コットン、やわらかいアクリルなど、刺激の少ない素材から検討しましょう。
バッグにはどんな糸がいい?
コットン、リネン、しっかりした混紡など、伸びにくい素材が向いています。
靴下用の糸にナイロンが入っているのはなぜ?
かかとやつま先の摩耗に耐えられるよう、耐久性を高めるためです。