テクニック · 2026-04-11

編み図の読み方:記号、略語、チャート解説

初めてパターンを開くと、k2、p1、yo、k2togのような略語やかっこが暗号のように見えます。しかしパターンは一定のルールで書かれているので、構造を理解すればずっと読みやすくなります。

なぜ大切なの?

パターンを正しく読めないと、糸や針を間違えて準備したり、サイズごとの数字を途中で読み間違えたり、繰り返し区間を見落として全体の目数がずれたりします。作業前にパターン全体を一度読む習慣が大切です。

実践のポイント

まず仕上がり寸法、材料、ゲージ、略語リスト、特殊な技法、本文の指示、仕上げの順に目を通します。複数サイズがかっこで表記されている場合は、始める前に自分のサイズの数字だけ印をつけておきましょう。チャートは基本的に下から上へ読み、往復編みでは奇数段と偶数段で読む方向が変わります。

初心者が見落としがちなこと

repeat from * to end は、アスタリスク以降の区間を最後まで繰り返すという意味です。[k2, p2] x 5 は、角かっこの中を5回繰り返します。RSは表面、WSは裏面なので、同じ記号でも段の向きによって意味が変わることがあります。

パターンの最初のページで確認すること

パターンを手に入れたらすぐ1段目から編み始めず、仕上がり寸法とゲージ、使用糸、針の号数、略語表を先に確認しましょう。特にウェアのパターンでは、仕上がり寸法と実際の体の寸法の差である「ゆるみ(ease)」が重要です。

作るサイズを決めたら、かっこ内の数字のうち自分のサイズだけ蛍光ペンやメモで印をつけておくのがおすすめです。途中で別のサイズの数字を追ってしまうと、目数が大きくずれます。

表記例読み方注意点
CO 80 (88, 96) stsSは80目、Mは88目、Lは96目始める前にサイズを1つだけ印
*k2, p2; rep from *アスタリスク以降を繰り返す繰り返しの終わりを確認
RS / WS表面 / 裏面チャート記号の意味が変わることがある

チャートの読み方・実践手順

チャートは通常、下から上へ読みます。往復編みでは表面の段は右から左へ、裏面の段は左から右へ読みます。輪編みではすべての段を右から左へ読むことが多いです。

チャート横の凡例はパターンごとに異なることがあります。同じ空白マスでも、あるパターンでは表目、別のパターンでは「模様なし」として使われることがあるので、まず凡例を確認しましょう。

作業前チェックリスト

  • 仕上がり寸法を先に確認
  • 自分のサイズの数字に印
  • 略語リストを確認
  • ゲージスワッチを編む
  • 繰り返し区間とチャートの方向に印

よくある質問

英文パターンは必ず翻訳が必要?

基本の略語さえ覚えれば、全文を翻訳しなくても読めます。略語表を手元に置いて始めましょう。

チャートはどこから読む?

ほとんどは下から上へ読みます。往復編みでは表面の段は右から左、裏面の段は左から右です。

ピクセルチャートと普通の編み図は何が違う?

ピクセルチャートは各マスが色の配置を表し、普通の編み図は目の技法と形を指示します。

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